ウォーターサーバーのお水を交換をしているのは、男性と女性どちらが多いのでしょうか?FRECIOUS dewo(フレシャス・デュオ)を実際に使用しているユーザーに、アンケートを実施しました。すると、約6割が「女性が交換している」と回答。男性と女性で家事を分担する家庭が多くなっていますが、お水の交換に関しては、女性の割合の方が高いようです。
さらに、お水を交換する際の「設置のしやすさ」を調べるため、12Lボトル型のウォーターサーバー使用者にもアンケートを行いました。「交換しやすい」と回答したのは、12L利用者が50%だったのに対し、7.2L軽量パック型のdewoは83%という結果に。dewoを使っている方のほとんどが、交換のしやすさを実感していることが分かりました。
利用者の多くが、「フレシャス・デュオは使いやすい」と感じているのは何故でしょうか?フレシャスは、法政大学と協力して、工学的な観点から調査を実施しました。ご協力いただいたのは、法政大学デザイン工学部の田中豊教授をはじめ、総勢10名の大学教授陣。実験の現場では、小さなお子さまがいる30~40代の女性12名が実験に参加してくれました。
まず、お水を交換する際にかかる、腕への負荷を調査しました。実験では、被験者の両腕に筋電計を取り付け、お水を設置する動作を再現。計測した被験者の数値を平均すると、腕への負担が最も少ないのは、dewoであることが分かりました。特に、12L上置き型のB社と比べると、約半分の力でお水の交換ができています。
次に、交換のスムーズさを調べるため、加速度センサーを使って各サーバーのお水の設置までにかかる時間を計測。すると、お水の交換が一番スムーズにできたのは、dewoという結果に。A社、B社に比べ、交換時間が圧倒的に短いことが分かります。下置きタイプのA社は、ボトルを設置するまでの行程が多く、作業時間がかかってしまったようです。
A社のサーバーは、お水の設置に手間取りました。ボトルをぴったり入れないと入らないし、力が必要でした。一番ラクだと感じたのはdewo。設置も簡単で、なにしろ重くないのが良かったです。
B社は持ち上げるだけで重く、設置するときにボトルをひっくり返さなければいけないのが、大変でした。dewoはお水の容器をそのままサーバーの上に置くだけなのと、なにより軽いので一番楽でした。
A社は、設置するまでの行程が多く、しゃがんだ状態が続くので、最後の方は脚がつらかったです。頻繁に交換するものだから、スムーズに設置できるものがいいと感じました。
筋電計による測定実験の結果、A社やB社に比べてFRECIOUS dewo(フレシャス・デュオ)は負荷が小さく、腕の筋力の弱い女性にも比較的容易に扱えることがわかります。また、身体的負荷や設置しやすさの点でも、dewoがもっとも優れていることがわかりました。
われわれが注目したのは、交換する速さの結果です。dewoがダントツに速く、その他のサーバー間は、速さの違いがあまり見られませんでした。その理由として、育児経験が考えられます。ハイハイを始める直前の赤ちゃん(6~7か月未満)の平均体重は、7.77㎏(平成22年度厚生労働省統計)です。つまり、dewoの7.2Lという重さは、育児経験のある女性にとって、持ち上げることができる許容範囲であると考えることもできます。
水ボトルが軽ければ、ラクに運べることは明らかです。しかし、筋肉への影響や被験者の感想を含めて総合的に判断すると、単に重さだけでなく、ボトルの形状、設置場所(上部か下部か)なども、ボトル交換をラクに感じさせるか、大変だと感じさせるか、の重要な要素であることもわかってきました。
dewoが「重くない」「作業が簡単」「扱いやすい」と答えた被験者が多いのは、軽く、操作性が良いための結果だと言えるでしょう。
田中豊教授
法政大学デザイン工学部教授。1961年生まれ。専門はメカトロニクス・設計工学・機械機能要素。