冷え取りドクターの川嶋先生自身が通年愛用しているのが 湯たんぽ 。市販の商品を利用してもいいのですが、空きペットボトルとタオルで簡単にできる、簡易湯たんぽをご紹介しましょう。 湯たんぽのメリットは、手足やお腹などを集中的に温められること。電気毛布等とは違って低温やけどの心配がなく、時間をかけてゆるやかに温度が下がるので、心地よくリラックスできます。
適当な大きさの耐熱ペットボトルに
40℃前後のお湯を入れる。
お好みのバスタオルや毛布に
くるんでできあがり。
太ももなど筋肉の多い場所に置けば、
効率よく体が温まり、体温を上げられます。
お腹や腰まわりなど、血流の多いところを
温めるのもおすすめです。
日々ストレスを抱える生活をしている現代人の多くは、交感神経が優位になり、血管が収縮して血流が悪く、そのため体が冷えています。せめてお風呂に入るときくらいは、心身ともにリラックスして温まりたいものです。そこで、安静モードの副交感神経を優位にさせるお風呂の入り方をご紹介しましょう。
お湯の温度は「体温プラス2℃」が目安。「ぬるすぎるのでは?」と疑問に思う方がいるかもしれませんね。しかし、40℃以上では、さらに交感神経がたかぶってしまう可能性が高いのです。また、体温プラス2℃は、体の細胞を回復するためのたんぱく質が生成されやすい温度です。つまり、38~40℃のぬるめのお湯は、細胞を回復させ美肌を促すことにもなるのです。
理想は10~30分、ゆっくり肩までお湯に浸かることです。冬の間は、柚子の実を入れるのもおすすめです。柚子の香りに癒されますし、柚子の成分がお湯に溶け出し、皮膚の表面に膜を作ってくれるため、お風呂上がりに冷えにくくなります。
肩まで浸かる全身浴がおすすめ。半身浴は上半身が冷え、
体の熱を逃がしてしまう場合があります。
入浴前にお水をコップ1杯
入浴中は汗をかき、体の水分が失われます。
入浴前に、コップ1杯の水分を飲みましょう、